チョコレートはただ甘くて美味しいだけではない
みなさんはチョコレートを選ぶ際、どのような点に着目して選んでいるでしょうか。メーカーやブランドで選ぶ方、ミルクやビター、ナッツ入りなどテイストで選ぶ方が多いかもしれません。
最近ではチョコレートが血圧にいい、リラックス効果があるなどと人気になっていることからカカオ分が〇%という基準で選んでいる方もいることでしょう。選び方や好みは人それぞれですが、より深くチョコレートを味わいたいなら、カカオ豆の違いで選んでみませんか。
多くの方はチョコレートというくくりで選んでいて、ミルクやビターなどのテイストの違いは確認しても原材料までいちいち確認する方はあまりいないかもしれません。最近でこそカカオの割合を気にする方が増えていますが、そのカカオがどこの産地でどんな風に作られ、どんな味わいなのかまで考えたことがある方は少ないでしょう。
最近ではカカオ豆の仕入れからこだわり、カカオ豆と砂糖のみのシンプルな原材料でカカオ本来の味をテイスティングできるタイプのチョコレートも登場しているので、味くらべをしてみるのがおすすめです。
カカオ分〇%ではなくカカオ豆そのものを味わう
カカオ〇%の違いではなく、使われているカカオがどこの農園のものなのかで、全く味わいが変わってきます。カカオの主要な産地としてアフリカ、中南米、アジアが上げられますが、土壌や気候をはじめ、品種や農法、生産者の掛け合わせで、1つとして同じ風味や味わいがないと言われているほどです。
カカオは果実ですから、たとえば、リンゴやミカンの味が品種や生産農家によって全く味が違うのと同じです。コーヒー豆でも場所や農園によって味わいが違うように、チョコレートづくりの職人の中には農園を回り歩き、仕入れから選別・焙煎・摩砕・調合・成形の過程まで全て手掛けるケースも増えているので、カカオ豆本来の味が楽しめるチョコレートにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
カカオ豆による味わいの違いとマリアージュを楽しむ
たとえば、産地や農園により、チョコレートの味わいが変わってきて、フレーバーを楽しむことができます。カカオ分70%でナッティー風味のものはナッツは入っていないのに、カカオそのものがローストナッツのような風味やアーモンドのような香りが楽しめます。ナッティー風味のチョコレートにはホットコーヒーがおすすめです。
カカオ割合を66%に抑えたフルーティーはミックスベリーやブルーベリーのような風味とキウイフルーツのような香りが楽しめます。アールグレーのようなフレーバーティーと合わせることで、甘みが凝縮してブルーベリージャムを食べているように感じるのが不思議です。
さらにハーブを使っていないのに、ドライミントのような清涼感のある風味が楽しめるカカオ73%ほどのチョコレートもあります。ヒノキのようなすがすがしい香りと、チョコビスケットのような味わいはウイスキーとのマリアージュがおすすめです。
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